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DiSCOVER THE FUTURE DiSCOVER THE FUTURE アーティスト IDOLiSH7 発売日 2020年8月26日2020年5月27日(配信) レーベル ランティス CDデイリー最高順位 1位(2020年5月28日) 週間最高順位 5位(2020年9月1日) 月間最高順位 11位(2020年5月) 年間最高順位 54位(2020年) 初動総合売上 13821 累計総合売上 24061 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 DiSCOVER THE FUTURE アイドリッシュセブン OP 2 Everyday Yeah! CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 6/2 6 4962 4962 2020年5月 11 4962 4962 - 5 2790 7752 1 9/1 5 9685 9685 5 13821 21573 2020年8月 10 9685 9685 12 13821 21573 2 9/8 11 1139 10824 15 1139 22712 3 9/15 308 11132 308 23020 4 9/22 204 11336 204 23224 5 9/29 146 11482 146 23370 6 10/6 199 11681 30 199 23569 2020年9月 33 1996 11681 43 1996 23569 7 10/13 233 11914 233 23802 8 10/20 143 12057 143 23945 9 10/27 116 12173 116 24061 配信ランキング DiSCOVER THE FUTURE 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 6/2 2 12404 12404 2020年5月 3 12404 12404 Everyday Yeah! 週 月日 デジタルシングル 総合シングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 9/1 5 6381 6381 17 2553 2553 アイドリッシュセブン OP 前作 次作 WiSH VOYAGE DiSCOVER THE FUTURE THE POLiCY 関連CD ミライノーツを奏でて Mr.AFFECTiON
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STM32を使いこなせるようになる 2013年版 STM32開発環境として,秋月STM32F103RCT6マイコンボードhttp //akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05822/を入手した. これを使ってSTM32に習熟し,AVRから脱却を図る. ボード概要 搭載CPU STM32F103RCT6 64pin QFN IO点数51 72MHz動作 32bitコアなので,8bitAVRと比較してクロックあたりの演算能力で4倍以上,クロックが3.6倍なので14倍以上早いはず 開発環境整備 [コンパイラ] ストロベリーリナックスさんのサイトhttp //strawberry-linux.com/stbee/を参考に構築 Cygwinをインストールし,Cygwin上でコンパイラを走らせる [ROM書き] UART1から書き込む http //akizukidenshi.com/download/ds/cixiborui/k5822_STM32F103RCT6kit.pdf の最後のページ参照 STからFlash loader demonstratorを入手 起動して最初の設定を図の通りにする.
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STM32 STM32関係のソフトを公開しています。 STM32 e-BASiC Design Wave Magazine 2008年5月号の付録の STM32 基板(CQ-STARM)を使ったハードウェアベーシック 製作中 STM32 Primer2 STM32 Primer2 関連
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1999年2月3日発売 収録曲 DISCOVERY 光の射す方へ Prism アンダーシャツ ニシエヒガシエ Simple I ll be #2601 ラララ 終わりなき旅 Image
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Discovery(前編) この山の頂には一つ、小屋があった。 この山を登りきったものへのご褒美というにはあまりに質素だが、休まる場所はここしかない。 文句は言うものの、充分広々としているし、二階建てで、小屋というよりコテージだろう。二階立てながら、天井は高いので、展望台があり、木々を上から見渡せるようにもなっている。 ルリは不安気に、双眼鏡で森の中を見ている。この双眼鏡の可動範囲でははっきりとはわからないが、周囲の音も静まっており、ルリはだいたいここが安全な場所だと知る。 「……特に異常は見られません」 「ルミさん! さすがに動きが早いですね! ここに来て真先に周囲の様子を探るとは!」 「いえ。こういう事は慣れてますから。あと、ルリです」 「失礼。人の名前を覚えるのは苦手で」 ルリの本職はナデシコのオペレーター。 ナデシコの周囲に異常がないか、常に見張り続けるのも彼女の仕事のひとつだ。 それゆえ、否が応でもこうして周囲に敵がいないかを見張る癖がついてしまった。 どうやら、このクーガーという男は敵ではないようだし、ルリの目的といったら仲間集め。 敵への警戒もあるが、アキトやユリカがいないかを捜している、期待のようなもののほうが大きかった。 「前方にあるのは温泉ですか? どれ……」 クーガーはルリと双眼鏡を代わる為、横から割って入る。 見たところ、森の中に建物があるのだ。温泉宿だろう。ここよりも明らかに大きい施設である。 ……どうも、外にある温泉の様子は見えないが。 「……確かに異常は見当たりません。ルミさん、監視は十分置きでいいでしょう。この山だと、すぐに登り切ることは不可能です。まあ、俺を除いてですがね」 「ルリです。しかし、念には念を置いて……」 「たまには神経を休めるのも大切ですよ。えっと…………ルミさん」 「ルリです」 「失礼、人の名前を覚えるのは苦手で」 二人はこれから、しばらくゆったりと本を読みながら休息をすることになった。 この場所がなかなかの穴場だと判断したためである。 周囲の様子を見渡せ、休憩にも使える施設だ。案外、ゆっくりと骨を休めることができる。 そのうえ、クーガーの表情は余裕たっぷりだ。ルリは少しの不安を感じながらも、十分置きの監視を正確に行う。 ★ ★ ★ ★ ★ 「──ライダー? そう略すのか」 王蛇浅倉と対峙する、インペラー藤宮が言う。 仮面ライダーという固有の名前を、浅倉がライダーと略したことから、藤宮もライダーと呼ぶことを決めた。 ……まあ、この戦いで何か嬉しい間違いが起きて、生きてまたライダーの話をすることがあれば、だが。 ともかく、今インペラーの武器は腕に構えたドリルのみ。これで何とかやっていくしかない。その間違いをうまい具合に起こしていくため、相手との生身での性能差に穴を開けるしかないのだ。 王蛇は、自らの胸の欠片を落としたドリルを、ベノサーベルで叩く。片腕に伝った痛みに嗚咽を吐くが、おそらく生身の状態で叩かれるよりはよほどマシだと感じた。その時点では、うまく一歩下がって回避できる。 だが、残念ながらまだライダーの力には慣れておらず、藤宮は相手の様子を見つつ、この能力への考察も深めようとした。何せ、右も左も上も下もわからない状態である。 (このケースが力の源なら、うまく腹を守って戦わなきゃならないよな) そんなことを、本能的に思う。このケースによって変身したのだから、おそらくこれを破壊、破損すればエラーが起きて死ぬだろう。肉体そのものが強化されたような感覚ではなかったのだ。 この考え方には、慎重さが災い、あるいは幸いしたと言っていい。通常、ライダーはデッキのことなど気にせず戦うが、弱点を露出したまま戦うのは、慎重な彼にとっては耐え切れないのだ。 おそらく、ここを砕かれるとこの超人的な力は出ないと考えている。そうすれば死は必然だ。 それを思うと緊張もする。腹に抱えるプレッシャーが、ただでさえ至らない力を、さらに至らなくさせる要因ともなるのだ。 その考えゆえに、近付いてきた王蛇が頭突きを繰り出すというのに、腹を防御した。 戦いながら守るなど、二つのことを同時にやるのはよほど器用な人間しかできないだろう。 頭の上に風船を乗っけ、それを守りながら戦うような遊びもあるが、それほど特異なゲームをやったことはないのだ。強いて言えば、風船などつけない普通の剣道だろうか。攻めと守りの二種を、ほぼ同時にやらなければならないスポーツはこれくらいしかやっていない。 思考を遮り、王蛇の頭突きが、インペラーの頭まで到達する。 「グァッ!」 前頭部に衝撃が伝わる。 頭の中身が割れたような痛みだ。しばらく痛みを頭全体が引きずる。頭をやられると、どこが痛んでいるのかさえ混乱することも少なくないのだ。 このまま戦っても、明らかに勝機はないように見えた。いや、勝機などハナから感じてはいない。 とにかく勝てはせずとも生き延びたいという思いで、適当にカードを引き、腹を抱えてかがんだ状態からカードをバイザーに入れる。低い姿勢をとっていたので、カードは脚部のバイザーにすぐに入った。カードがバイザーに、磁石のように引き込まれていくのだ。 ──ADVENT── ランダムで弾いたカードはアドベント。 水の中から現われたギガゼールが、凄まじいスピードで王蛇を引き離した。 どうやら、このカードはモンスターを呼び出すカードだったらしい。 ともかく、少し物事を有利に運べた藤宮は、ギガゼールが攻撃している間に攻めるようなことはせず、腹部の防御のことだけを考えようとしていた。 もし、あのインペラーの味方らしいモンスターが敵を倒してくれたなら、それでも大いに結構。いや、むしろそれが最善。その可能性を狙おうと、一応大声で呼びかける。 「よし! そいつの腹を集中的に攻撃するんだ! がんばれ!」 命令をするが、答えないギガゼールの無愛想な態度にムッとするが、ともかくギガゼールの攻撃位置が胸部から腹部へと変わっていた。 王蛇もまた、ギガゼールを容赦なく斬りつけて行く。 藤宮は知らないが、相手にモンスターをけしかけるという行為も非常に危険で、モンスターが倒されるとライダーも弱体化する。 だが、言った通り、知らないので、当の藤宮は軽い準備体操を始めた。まだ頭が混乱しているのか。ともかく、身体を痛めないようにという理由だ。今時珍しいが、こういう事はしっかりやる性格だった。とはいえ、そこまで心に余裕があるわけでもなく、本当に軽く、すぐに終わらせる。 しばらくはギガゼールに任せ、自分は敵の様子を見つつ、このインペラーの能力を探りたいと思った。まずはこのインペラーの性能の把握だ。 準備体操としてジャンプをしてみたところ、軽いジャンプにも関わらず随分と高く飛んだ。 走り高跳びでも跳べないような高さを、垂直に飛んでいるのだ。気持ちが良い。こんなことができるなら、バスケにしろ野球にしろ、球技では優位だろう。スラムダンクだって夢じゃない。 これはかなり──良い感じの武器かもしれない。 ジャンプ力が高いということは、同時に脚力も高いということである。元々陸上をやっていた彼は目を光らせる。 だが、今走力を測っていたら、ただの逃走だ。次はキック力を試してみよう。紅蘭や君島から少し離れた木に試しに蹴りをしてみる。 「何してはんのや、藤宮はん!」 「まったくだバカヤロー!」 「インペラーの力を少し試してるんだ!」 蹴りを食らった木が、蹴られた部分に穴を開け、そこから倒れていく。人間の手ではまず無理な芸当──藤宮は、この木は衝撃によって根元から倒れるのを予想していたが、それさえ許さないほどの素早い蹴りだったのだ。 藤宮の蹴った木は非常に背の小さな木だ。温泉宿の近くに等間隔に植えられている、小さく細い木である。 周囲の大木と違い、周りに大きな被害はない。大木を破壊したら、周囲はおろか自分にだって危険は及ぶだろう。 それでも、君島や紅蘭はその光景に驚愕、あるいは恐怖だって抱いていた。彼が試運転をしたのは、あながち間違った行為でもなかっただろう。 ともかく、自分の力を把握できた藤宮は、木に心の中で一礼して王蛇の下へ走っていく。どれだけ生きたかはわからないが、命は命。自分が生まれた日に植えられた木もあるということを考えると、感慨深い。 モンスターに任せ続けるのもいいと思ったが、軽く木々を破壊するだけの力があることを知って、彼自身少しテングになっていたのかもしれない。 王蛇のもとに走りながら、カードをスラッシュする。 ギガゼールが圧されており、限界に達するまでに攻撃を止められたのは偶然だが、運が良かった。 あれだけ腹部を連打されてもカードケースは壊れないということは、結構頑丈だということだ。まあ、おそらく次の戦闘でも頑丈さには頼らず、守りに入るだろうが。 ──FINAL VENT── 電子音が鳴ると、藤宮も驚くほど大量のモンスターが現われる。 いずれも彼にはギガゼールと同じに見えた。一瞬、これは敵味方問わずモンスターが大量発生するというような地雷カードだったのかと思ったが、彼らの目は全て王蛇に向けられている。そう、決して友好でない目だ。 もし戦いの最中でなければ、おそらくモンスターの数を数えただろう。どれだけの数の動物たちが敵を睨み、自分に味方してくれるのかを知るために。 だが、とにかく、今は「いっぱい」としか言えない。そんな量だったし、そんな状況だった。 視界を埋めるようなモンスターを相手に、仮面の奥で浅倉威が笑う。 「ヘッ! 面白え……」 ──FINAL VENT── 藤宮とまったく同じ電子音が鳴った。 ファイナルベント。──王蛇も殺傷の為の構えをする。 その構えと同時に、モンスターたちが一斉に王蛇に襲い掛かった。 インペラーのドライブディバイダーのほうが、一瞬早く発動したが、実際にライダーが動くのは王蛇が先。 それゆえ、蹴りの体勢に入っている王蛇は、モンスターをかわすようにジャンプし、空中を維持したまま、次々とギガゼールたちの群れを蹴り飛ばしていく。 何段も蹴る必殺技であるがゆえ、その攻撃は元々衰えない。いや、むしろ強まっていくのだ。 一方のモンスターたちも必死で王蛇の胸や腕を攻撃し、少しでも威力を殺そうと必死になるが、残念ながらその多くは努力虚しく、王蛇のたった一度の蹴りで消えゆくのみ。 蹴りを顔に受けたメガゼールも、その吹き飛んでいった体が命中したオメガゼールも、次々と消滅していく。 一方のインペラーも、その様子を哀れみながら、トドメの蹴りだけでもするという準備にかかっていた。元々、これは大量のモンスターの攻撃の後にインペラーが蹴るという技なのだが、そのモンスターのほうはろくな戦果も挙げられず、藤宮自身もまだこの技の全貌を把握できていない。 だが、頭の中でこの技のやり方を囁く「何か」に従う。左足が曲がり、再びそれが伸ばしたときに、ジャンプが生じた。 それは王蛇の平行に進み続ける人の身の丈程度のジャンプよりも遥か高く、そのうえこの体勢から上空に攻撃できない王蛇は不利かに思われた。 だが、王蛇はそれに対抗すべく、ギガゼールの最後の一体の肩に足を乗せ、高く飛ぶためだけに蹴りのエネルギーを使う。ギガゼールを踏み台にしtのだ。それはまた、インペラーの高い跳躍をも凌ぐ高いジャンプである。 君島、紅蘭の両名もそれを見ていたが、下方からではうまくその姿が目視できなかった。 どちらが高く跳んだのか──それは下にいる二人にもわからないし、藤宮にだってよくわかっていなかった。 ただ、自分と並んだところに王蛇がいることに気がつく。 「イライラさせるな……」 落下型での蹴りを想定していたインペラーは、王蛇の地面に平行な蹴りをまともに受けることとなった。 その胸の装甲をへし折るが如く、王蛇は威力の縮まったファイナルベントを繰り出す。 無論、この蹴り自体は大したダメージを与えないが、むしろその後が重要だった。このたった一度の蹴りは、空中にいるインペラーの均衡を崩し、空中に滞在する術・うまく着地する術をなくさせる。 それはつまり、この高度からの無様な落下を意味するのだ。 「ぬがぁっっっ!!」 背中から地面に叩きつけられたインペラーは全身の神経さえ凍らせるほどの苦痛を受けてたんの絡んだ悲鳴をあげた。 これはあくまで、インペラーにとって序の口に過ぎない痛みだった。 本当の痛みは次にこそある。 上空から落下する王蛇は、あろうことか倒れたインペラーをマットの代わりとして使ったのだ。おそらくダメージを与え、落下時ゆえうまく聞こえなかった悲鳴をしっかり聞く目的もあったのだろう。 両足にかかった王蛇の全体重と、重量の力がインペラーの腹を割くような一撃を与えた。 「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁっっっっ!!!!!!!!!!!」 おそらく、その痛みには涙さえ混じって聞こえただろう。 その光景を見ていた君島や紅蘭も、それを拷問などでなく、「死」と割り切りそうになった。いや、通常なら王蛇も死ぬような状況だが、そいつには殺気というこれ以上ないほどの生気が湧き出ていたのだ。 それゆえ、誰もが凍りつく。 次は自分の番であるかもしれないという恐怖と、ぐったりと腹を押さえたまま、水が器官に詰まったようにむせているインペラーの姿は、あまりにも絶望的だった。 所詮、特技も少ない一高校生である藤宮と、快楽に任せて殺人を続けてきた浅倉には雲泥の差があったのだ。 そうして倒れたインペラーに、笑い声を漏らしながら、王蛇は蹴りを入れた。無論、それは腹部にだ。相手が最も痛めている場所に、攻撃を与える。……これぞ殺傷の悦び。 「……がはっ……ぐはっ…………!!」 このままだと殺される──身体と頭がそれを察知するも、今のインペラーには大した技がなかった。このままであるしかない、殺されるしかない……浮かんでくる走馬灯は、幼い頃からのアルバムにも似た。 誰にも無邪気な幼少があり、その姿を見ると、死にゆく人の姿は悲しくも映る。 幼児期、幼稚園、小学校、中学校、高校──その無邪気で、時折愛されてきたはずのメモリーは、このまま死にゆくしかないことに後ろめたさを感じさせた。 死にたくない、というよりも、このまま死ぬのが周りと自分の努力と愛を無に返すようで、勿体無いと感じたのである。 そんな思いに答えたのは、神か首輪か──。 浅倉の蹴りは、それ自体が重いというよりも、身体が揺れる苦痛だけを運ぶようになった。 目を瞑り歯を食いしばって痛みを堪えてきた藤宮にはわかるはずもないが、この時、確かに王蛇の変身が解けたのだ。 「……時間切れか? コッチには時間切れなんてなかったはずだが」 甚振るのをやめた浅倉の顔が、ひどくつまらなそうなものへと変わる。 折角追い詰めた、良いところだったというのに、ミラーワールドでライダーが消滅していくこととは、またちがう形での時間切れに苛立った。 確か、今までのライダーバトルとろくに変わらない時間しか経っていないはずだ。──十分というところか、と浅倉も見切りをつけた。 まあ、どちらにせよここで撤退というのもつまらないだろう。 いや、彼自身が許さない。屍同然のインペラーも怖くはないし、撤退する意味がないのだ。 「君島と言ったっけなぁ…………」 浅倉は激戦の最中もデイパックに入れて木の脇に投げ捨てていたバールをゆっくりと出す。 君島はそのあまりの威圧感に呑まれそうにもなった。王蛇であるときよりも、こちらのほうがヤバい。目が笑っているのだ。常人の神経を逸脱した殺人鬼の顔──。 せめて、アイツがいれば……と思うが、君島はそこまで人に頼りきる人間じゃない。自分でなんとかしなきゃならないときは、そうするしかないのだ。 「紅蘭、今のコイツの狙いは俺みたいだ! は……早く、かなみちゃんを連れて逃げろ……!」 「せやけど、君島はん!」 「い……いいから行くんだよ! ついさっき、ちょっとした秘策が思いついたんだよ」 「……」 倒れ付す藤宮、気絶するかなみ、秘策を思いついたと言ってにやける君島。 紅蘭にも霊力があり、少なからず戦闘に役立つ人間ではあったが、この状況を見て、自分がやるべきことを考える。 ここに居座り続けるのは、かなみという少女にメリットを与えるか。 ノンだ。落ち着いた場所へ運んでいかなければ、浅倉を除く誰にとってもデメリットしかない。はっきり言って戦闘の邪魔だ。 大規模な敵襲や災害とは違い、いま紅蘭の周りには、救助を仕事にしているような人間は紅蘭しかいないだろう。 効率を優先するというのなら、二人を見捨てるしかなかった。 「わかった。だけどウチは君島さんのことを信じるさかい、温泉で待っとるわ」 浅倉に聞き取られないよう、君島に近付いてそう囁く。 かなみの体重を最も感じない背負い方で肩に担いだ紅蘭は、さもどこかへ温泉とは真逆に向かうように見せかけ、裏から回ろうと考えていた。 ゆっくりと着実に、紅蘭とかなみが逃げていく。その距離が遠ざかれば遠ざかるほど、君島は安心と不安の対義語に挟まれた。 もちろん秘策なんてない。たぶん、紅蘭も気づいているだろう。 彼女が逃げたのは、そうするのが一番効率的だからだ。 (……ったく、俺だって逃げりゃいいのに……なんでかわからねえけど、今はコイツをブッ倒したい理由があるんだよな。腕が震えてるのはわかる。できれば炎がコイツに勝ってくれれば最高だ、それでいいって思ってたんだ。たとえ炎がどんなに傷ついても。炎が時間を稼いでる間に逃げりゃいいって、少しでも思っちまった) 震えた声で鉈を構える君島は、眼光を研ぎ澄ませる。 一応、だ。仮にも、だ。あくまで、だ。 藤宮はダチだった。出会って間もない年下のクソガキだが、間違いなくダチだった。 ダチが命をかけて戦ったのに、逃げ出す男じゃない。 いや、おそらく逃げたいのだろう。 だけど、逃げ出せない男なのだ。 (だけどよ、コイツはその侘びだ。……紅蘭やかなみちゃんにはバカにしか見えないだろうけど、俺にも、カズマのヤローにも、炎にも、死んじまった二人の男にも……くすぶってるものがあんのさ) やがて、浅倉に対峙する君島も笑うようになった。 作り笑いとか、強がりとか、空元気とか、やせ我慢とか、そんな言葉で表現されるような薄っぺらい笑いじゃない。 言うならば、少し狂気を分けてもらったような笑いだろう。そんな自分を揶揄する。 自覚する。これは狂気の沙汰だ。普通は逃げるのが一番いいに決まってる。 だけど、鉈を構えて真剣に戦おうとするのは、狂気が取り付いているだからだろうか。 何故、戦う勇気がもてるのか。 君島にとってその答えは単純だった。 「意地があんだよ、男の子にはぁっ!」 両手に構えた鉈を武器に、君島は力強く浅倉の方に走っていった。 鉈とバール。危険な武器がはじけあうように互いの武器へとぶつかっていく。 それぞれの重みが、振るう直前に、どこに当てようとしているのかを読ませた。重すぎて、フェイントもできないような状態である。 君島を突き動かす意地は、既に死を恐れる感覚すら蝕んでいた。死ぬのも悪くねえ、という少し歪んだ笑みで鉈を振るい、構える。 「ヒャッハッハ!! いいぜ、さっきのヤツらよりずっとなぁ……っ!」 負けじと歪んだ笑みでバールを振るうのは浅倉だ。 あっさりと殺すより、追い詰めて殺すことが、浅倉は好きだった。 ストレス解消を通り越し、快楽に目覚めた浅倉は正真正銘の殺人マシーンだ。 モンスターと評されるなりふりにも理解がつくだろう。 だが、己を狂気に歪ませた今の君島には恐怖にはならない。この底意地が、恐怖に打ち勝つ材料となる。 上から、下から、右から、上から、斜めから。互いが、「意表をつきたい」という思いを持って戦う。相手の意表をつけば、防御などする余裕はないからだ。 「ど……どいて! 君島!」 不意に声がかかる。弱弱しくも、聞き覚えるある声は、すぐに近付いてきた。 咄嗟に、重みのある鉈をあらぬ方向へと放り投げ、君島はバックステップした。 そこにバールがすかし、それとほぼ同時に、浅倉の真横からインペラーが体当たりする。その様は、体当たりというよりも、よろよろと走ってもたれかかったようにしか見えないだろう。 だが、それは生身を開いてには、確かに過ぎた一撃だった。 「……グァッ!」 「ゲホッ……!」 浅倉の身体が、「意表をつかれて」地面に転がる。 もう動けないと思ったが、よろよろと立って歩くくらいの余裕はあったらしいのだ。まあ、ファイナルベントの威力も最小限に抑えられ、あとは重力や低い蹴りと、ライダーの力にあまり関係ない攻撃を受けたのが幸いだったのだろう。 衝撃を吸収してくれるスーツは、全身に痛みを残しながらも、動けなくなるほどではなかった 「…………浅倉さん、あんた間違いなく死刑」 「はぁっ?」 「俺が殺す」 インペラーの仮面の奥で、怒りを溜め込んでいる藤宮という男がいる。 彼は確かに、君島の死体を見たくないという思いで立ち上がった。意思ごと「このままぐったりとしていたい」という気持ちに蝕まれかけていたのだ。 だが、それはまだ、彼を立ち上がらせた一理にすぎない。 自分の意思の弱さが他人の迷惑をかけることを恐れただけともいえた。 今、彼が浅倉を殺そうとする理由は単純に、怖いからだ。 圧倒的な力の差がある今のうちに消し去り、死の可能性を少しでもふき取っておきたいという思いだった。 インペラーである今のうちに、この男をどういう死因であれ殺したい。 いや、こいつは生きていちゃいけないんだ。 恐怖も感じるが、同時に、これが社会的善に繋がり、ゲームにおける犠牲者の削減にも繋がるのではないかという、優越感もどこかにあった。 殺したい。 早く。この力が終わる前にこの男を──。 インペラーの拳骨は、倒れ付した浅倉を確かに狙っていた。 そこに躊躇などあるはずもない。アドレナリンの分泌と共に、この後殺人の罪悪感を感じるかもしれないことなど忘れてく。 焦りながら、殺すことだけを考えて浅倉に手を伸ばす。 だが、浅倉でもただでは死のうとせず、こっそりと鉈を見つめた。 先ほど君島が放り投げたものだ。浅倉はインペラーの方を見てニヤリと笑い、鉈に向かって飛び掛るように駆ける。 鉈で何ができるものか、と思いながらインペラーは浅倉の顔を殴るために前に出た。 元々、腕力より脚力が強い生物たちの中でも、藤宮やインペラーは周り以上に脚力に重視したタイプである。 それゆえ、直前で拳骨を飛び蹴りへと変えた。 浅倉の身体が鳩尾からV字に曲がって吹っ飛んでいく。 「死んでしまえ!」 君島も止めない。止めるはずがない。 どこか、浅倉を割り切っていた。あれは人間ではなく、人間の姿をした何かだと。 不殺など言っていられないような相手なのだと。 吹き飛んだ浅倉に、インペラーは走って近付いていく。 その時目にしたのは、蹴り飛ばされた勢いでバールを地に落としながらも、確かに鉈を握っている浅倉の姿である。 その姿は、君島や紅蘭と出会う直前に見た、あの夢を彷彿とさせる。 夢の中で斧だった凶器は、曖昧な記憶の中で鉈へと書き換えられていく。 (あの夢の通りになんてさせない……コイツを、殺して!) あの悪夢と今の状況が被って見えたのは、藤宮の中で恐怖心を膨張させていく。 冷静な判断をする気もなく、ただ一刻も早く目の前の男を殺そうと躍起になった。 まずは、倒れる浅倉の手首を掴んで鉈を奪う。一瞬、振り上げようとしたが、ここで少しだけ冷静な判断ができた。頭を狙うことは、少し気分が悪いということを、一度実証している。それも、浅倉に対してだ。 それゆえ、躊躇う。ましてや、こんなもので殴られたら頭の中身が飛び散って気持ち悪いのではないかと思った。ドラマなどの印象で、首を絞めたり殴ったりは、そんなにグロテスクでない印象があったのだ。そちらにしたいと藤宮は思った。 拳骨が浅倉の顔の前へと突き出される。 右腕を掴んでいたがゆえ、浅倉は吹き飛ばされる事さえ許されずに、顔面に強いダメージを負うことになった。顔が瞑れると言っても過言ではない。それもまた、果物が腐ったような姿だった。 これを続ければ、おそらく死ぬだろうと思える。そこで躊躇ってはいけない。 躊躇った結果が生むのは人の死。 迷いなど、明らかに無用である。 こいつは死ぬべき人間。明らかなる社会の悪。地上の害虫。 「……ゲホッ! ゲホッ!」 浅倉がむせたように咳をする。まるで、先ほどまでの自分のようだ。 だが、これがまた妙にSッ気を誘ったのか、また一発浅倉の顔面に拳を見舞う。 その後、首──というより顎を掴み、浅倉を地面にたたきつける。 遠くに投げつけたかったのだが、時間短縮のためである。これでは対して威力もなかろう。 拳骨を構えた藤宮は、地面に転がる浅倉に向けて放つよか、立ったまま殴りたかったので、倒れた浅倉の胸元を掴んで強引に起き上がらせた。 「早く死ねぇっ! 浅倉ぁっ!」 「────あかん! 藤宮はん!」 だが、そのとき、拳と浅倉の顔との間に、そこにいないはずの紅蘭が割ってはいる。 藤宮、君島、浅倉──ここにいる誰もがイレギュラーな出来事に驚いただろう。 彼女は、険しい目で見つめながら静止する。 しかし、だからといって動き出した拳は止まらない。このままだと紅蘭の顔にぶつかる── ドカッ 拳が手ごたえを感じるが、紅蘭は一切のダメージを負っていない。 そこには、青白い膜が張っていた。──本来なら、知られてはならないはずの力・霊力である。 霊力をコーティングして、紅蘭は顔へとかかる衝撃を吸収したのだ。 知る由もない彼らは驚いたが、それを好機と見た浅倉は、胸倉を掴んだままのインペラーを引き離すため、強い蹴りでインペラーのバランスを崩させる。突然の出来事に、ライダーの指先も緩んだ。 「……バ~カだな、お前も!」 すぐに地面へと戻って、バールを持ち直した浅倉は、紅蘭のわき腹を野球のバッティングの要領で、打つ。 紅蘭はうめき声に近い音を出して、わき腹を押さえた。先ほど霊力で守ったのは、顔だけだった。 「紅蘭! ……浅倉ァァァァァッ!!!」 だが、既に浅倉は分が悪いと見て撤退の準備をしていた。いや、もう既に背を向けて森の木々の中に消えかけていたのだ。警察に追われる彼には、視界からすぐに失せるのは大得意である。 とはいえ、インペラーもそれを追おうとしていた。諦めるはずがない。インペラーの自慢は脚力なのだ。 「待ちい…………藤宮はん……………追わんでええ……………大した事ない」 同時に、インペラーの変身が解ける。どちらにせよ、追うことはできなかったのだ。 紅蘭は、その様子を見てすぐに、「肩を貸して欲しい」と懇願し、藤宮はそれに答える。君島もまた、それに答えた。 三人四脚で、わき腹を痛めた紅蘭を運んでいく。藤宮の身体は、一度打ち付けられたとはいえ、一度立ち上がれたなら問題はない。身体を曲げない限りは、目立って痛むこともなかったのだ。 むしろ、それ以上に精神面での疲れがあった。気を抜けばすぐに意識が跳んでしまいそうなほどに。 浅倉を逃がしたこと──それはもうどうでもよく、自分も休みたいという気持ちが大きい。 「……かなみちゃんは、あの温泉の023号室や。やっぱりあそこは周りも見渡しやすいねん……」 全員ボロボロなので、少し時間はかかったが、難なく023号室へと入ることができた。 何故、紅蘭がああして駆け出したのか。──それはそこで語ることにしよう。 077 服部平次、悪魔の橋へ 投下順 078 Discovery(後編) 067 料理でハラショー ~ルルーシュ編~ 時系列順 078 Discovery(後編) 074 よみがえる記憶 君島邦彦 078 Discovery(後編) 074 よみがえる記憶 藤宮炎 078 Discovery(後編) 074 よみがえる記憶 李紅蘭 078 Discovery(後編) 074 よみがえる記憶 由詑かなみ 078 Discovery(後編) 074 よみがえる記憶 浅倉威 078 Discovery(後編) 032 ルリルリの割と真剣な悩み ホシノ・ルリ 078 Discovery(後編) 032 ルリルリの割と真剣な悩み ストレイト・クーガー 078 Discovery(後編)
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OpenOCDにスクリプトを追加 "C \stm32\openocd\scripts\"に、"openocd_myfunc.cfg"という名前で以下の内容のファイルをメモ帳などで作成。 proc halt_mpu { } { init reset halt } Eclipseでデバッグ時、この関数をOpenOCD起動コマンドで呼び出さないと、正常にデバッグ操作ができない。 EclipseからOpenOCDを起動できるようにする Eclipseのメニューバーで[Run]-[External Tools]-[External Tools Configurations]を選択。(あいは、メニューバーで、ExtarnalToolsボタン(再生マークの右下にバッグが描いてあるボタン)の下向きの三角をクリック、[External Tools Configurations]をクリック。) 左メニューのなにもないところを右クリック。出てきたコンでキスとメニューで[New]を選択。 "Name"テキストボックスに"OpenOCD"と入力。 "Arguments"に下記の文をコピー。 STM32VLD -s C /stm32/openocd/scripts -f board/stm32vldiscovery.cfg -f openocd_myfunc.cfg -c halt_mpu STM32LD STM32F4D "Common"タブの"Display in favorites menu"で"External Tools"にチェックを入れる。 "Apply"ボタンを押し設定を適用、"Close"ボタンでウィンドウを閉じる。 EclipseからOpenOCDを起動できるか確認 メニューバーの[Run]-[External Tools]-[OpenOCD]を選択。 ウィンドウ下の"Console"ビューに下画像のようなメッセージが出力され、ST-LinkのCOMランプが点滅していれば、正常に起動できている。 "Console"ビューの"Tarminate"ボタン(四角の停止ボタン)を押し、OpenOCDを終了する。 EclipseからOpenOCDでデバッグできるようにする Eclipseのメニューバーで[Run]-[Debug Configurations]を選択。 左のメニューで"Zylin Embedded debug (Native)"を右クリック。 出てくるコンテキストメニューで、"New"を選択。 "Debugger"タブを選択。 "GDB debugger"テキストボックスに"arm-elf-gdb"と入力。 下にある"Verbose console mode"にチェックを入れる。 "Apply"ボタンを押して設定を反映する。 "Commands"タブを選択。 " Initialize commands"テキストボックスに下記の文を入力。 target remote localhost 3333 load monitor soft_reset_halt break main " Run commands"テキストボックスに以下の文を入力。 continue "Apply"ボタンを押して設定を反映する。 "Common"タブの"Display in favorites menu"で"Debug"にチェックを入れる。 "Apply"ボタンを押して設定を反映し、"Close"ボタンでウィンドウを閉じる。 EclipseからOpenOCDでデバッグできるか確認 ツールーバーの"Debug"ボタンにある下向き三角を押し、"プロジェクト名 Debug"(説明通り操作しているなら、"blink_led Debug"となっている。)を選択し、デバッグを開始。自動でプログラムがマイコンに書き込まれ、main関数でストップ(ブレイク)するようコマンドが送信される。 初回はパースペクティブを切り替えるか確認するウィンドウが表示されるが、"OK"を選択。 ソースコードが表示され、main関数のはじめの命令で止まっていることを確認する。(説明通り操作しているなら、"RCC_APB2PeriphClockCmd(RCC_APB2P..."という行で止まっているはず。) ツールバーの"Step Over"を押すことで、1行ずつ実行されていけば、正常にデバッグできている。(ショートカットキーとしてF6キーでもできる。) デバッグの手順 マイコンボードをUSBケーブルでパソコンに接続する。 プロジェクトをビルドする。 ツールバーの[External Tools]-[OpenOCD]を選択し、OpenOCDを起動。 ツールバーの[Debug]-[プロジェクト名 Debug]を選択し、デバッグを開始。自動でmain関数で停止する。(同時にパースペクティブがDebug用に切り替わる。) 以下の操作でデバッグを進め、バグを見つける。止めたい行の右端をダブルクリックすことで、ブレークポイントを設定できる。 ツールバーの"Resume"ボタンでプログラムをスタート。ブレークポイントがある行まで実行される。 ツールバーの"Step Into(F5)"で、1行ずつ実行。(関数内にも入る。) ツールバーの"Step Over(F6)"で、1行ずつ実行。(関数内に入らない。) ツールバーの"Step Return(F7)"で、関数の外に出る。 ソースコードの変数名にマウスポインタを置くことで、変数の内容を見ることができる。 その他の詳しい操作法は、マイコン徹底入門-12.2.3.4. Debugパースペクティブの見方から順に見ていくと、わかると思います。 STM32マイコンのプログラム書き換え回数は、1万回(保証値)なので、実質書き込み回数を気にせずデバッグできると思います。
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STM32私的メモ STM32F100RB(STM32VLDISCOVERY) maple0.0.11でサポートされているのはTIM8まで。 mapleでF1を扱うとTIM1,2,3,4までしか有効化されていないようだ。 また、TIM15,16,17のPWM出力は他のタイマーと重なってしまっているので 理由がなければ(エンコーダのカウントでタイマー使う場合とか、周波数バラバラにしたい場合とか)、 ただの内部タイマーとして使うといいかも。 mapleでのタイマー 実装 アドレス Timer1(TIM1) ● 0x40012C00 Timer2(TIM2) ● 0x40000000 Timer3(TIM3) ● 0x40000400 Timer4(TIM4) ● 0x40000800 Timer5(TIM5) 0x40000C00 Timer6(TIM6) ● 0x40001000 Timer7(TIM7) ● 0x40001400 Timer8(TIM8) 0x40013400 Timer9(TIM9) 0x40014C00 Timer10(TIM10) 0x40015000 Timer11(TIM11) 0x40015400 Timer12(TIM12) 0x40001800 TImwe13(TIM13) 0x40001C00 Timer14(TIM14) 0x40002000 Timer15(TIM15) ● 0x40014000 Timer16(TIM16) ● 0x40014400 Timer17(TIM17) ● 0x40014800 修正したバグについて 1.UART2,3のバグ UART2,3のクロックの設定が12MHzのはずが24MHzになっていて正しい 通信速度で通信出来なかったので修正 2.setPeriod関数のバグ MapleIDE0.0.12では修正されたバグ。65535を超える設定値をsetOverflow関数 で設定しようとして設定通りの周波数にならないバグを修正 3.ライブラリフォルダを削除 2箇所にライブラリフォルダがあったので片方を削除。 このページは@naka_at_kureが編集しました。
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秋月電子のページ:>K-05822 概要 STM32F103RCT6は、フラッシュ容量256kB、SRAM容量48KB、動作周波数72MHz のCortex-M3マイコンです。 USBが使えます。(USBデバイスになれます。HOSTにはなれません) ST micro製 STM32F103シリーズの特徴。 STM32F103シリーズはフラッシュROM容量やSRAM容量、I/Oピン数などに多くのバリエーションはありますが、I/O仕様がほぼ統一されていて互換性が高いので、 PICのように品種ごとに多くの#ifdefで書き分ける必要がほとんどありません。 12bit A/Dコンバーターが付いています。 (このチップには)10bit D/Aコンバーターも付いています。 このボードの特徴 買ってきたら、(ほぼ)すぐ使えます。 (ほぼ、なのは後述します。もちろん初期ファームを書き込む手間と開発環境を整える手間は必要です。) 基板やユニバーサルエリアが広くて、扱いやすいです。 付加回路を追加するのに便利です。 Flash容量、SRAM容量は違いますが、CQ-STARM付録基板用に作成したファームウェアがほぼ、そのまま動きます。 買ってきたら、最初にすること。 USBを使用する場合は、USB D+ D-端子のすぐ近くにあるハンダブリッジ(2箇所)をはんだで埋めます。 基板上部のシリアルUSART端子(GND,TXD,RXD)にFT232などのTTLレベルRS-232Cシリアルポートを接続します。 FT232RL等は別途用意してください。 BOOT0ジャンパーを上側(3.3V側)にずらします。(USARTからブートローダーを書き込むモードにします) USBサイドから通電します。USB端子の真横にあるスイッチを押します。 (押された状態でUSB給電、離された状態でDCプラグ(未実装)給電) Windowsパソコンから、STmicroのFlash Loader Demonstrator(*1) を使って、好きな初期ファームウェアを書き込みます。 書き込み終わったら、BOOT0ジャンパを下側(GND側)に戻して、USBを再接続します。 Flash Loader Demonstrator が入手できない場合 コマンドライン版ツール sloadhost-stm32 を使用します。 sloadhostのホームページ> http //sloadhost.sourceforge.net/ ビルド済みのsloadhost-014とCQ_STARM-0000.binのダウンロード ダウンロード sloadhost-014.zip sloadhostを使う場合の注意点 autobaudrate設定のネゴシエーションは最初の1回しか出来ないようです。 なので、各操作の前には必ず基板のリセットを押してから行なってください。 オプション --serialdev com3 のように、COM PORTの番号を指定しています。 Windows環境ごとにCOMポート番号は変わりますので、コントロールパネル - デバイスマネージャー - ポート(COMとLPT)にて、 PORT番号を確認しバッチファイルを書き換えてから使用します。 上記リンクがDL出来ないときは、このページの添付ファイルからのダウンロードを行なってください。 初期ファームウェア(例)の入手 USB-CDCクラス・ブートローダー、モニター ダウンロード stm32.zip 604kB 展開すると stm32/src/hexfiles/以下に CQ_STARM-0000.hex というファイルが出来ます。 CQ_STARM-0000.hexをSTmicroのFlash Loader Demonstrator (GUIソフト) にて STM32基板にダウンロードしてください。 このファームウェアはCQ-STARM基板でもそのまま使用できます。 上記リンクがDL出来ないときは、このページの添付ファイルからのダウンロードを行なってください。 Windowsホスト側の制御ソフト ダウンロード cdctool.zip 784kB 初期ファームウェアを対話的にコントロールするコマンドラインツールとそのソースが含まれます。 初期ファームウェアはサイズが12kBです。Flash容量は256kBありますので、残り244kBエリアが空いています。 残りエリア244kBに別のアプリケーションプログラムをダウンロードして実行させる機能(ブートローダー)も含まれています。 自分自身(初期ファームウェア)を番地を変えるだけでアプリケーションプログラムとして使用することが出来ます。 その場合は、容量の制約(12kB以内)を受けないので、例えば、printfなどのライブラリ関数を自由に使えます。 ファームウェア内にuser_cmd()関数があります。この関数はユーザーに解放されています 簡単なポートアクセスなどを行なって結果をprintするようなコードを記述して、cdctoolから直ぐに実行することが出来ます。 D cdctool.exe ARM user ・・・実行結果がprintされます・・・ 上記リンクがDL出来ないときは、このページの添付ファイルからのダウンロードを行なってください。 user_cmd()の例 void user_cmd(int arg) { char buf[64]; // //printf()テストの実行. // printf("Hello World\n"); printf("Pi=%16.10g\n",atan(1.0)*4.0 ); // //fputs()テストの実行. // ushort i,j; for(j=0; j 16; j++) { printf("Hello "); fputs("Hello ",stdout); for(i=0; i 50; i++) { putc( i + ,stdout ); } fputs("\n",stdout); } // //double 型のメモリーダンプテスト. // double a = 3.14; double b = 2.0; double c; double d; c = a*b; d = atan(1.0)*4.0; memdump( "a=" , a , 8 ); memdump( "b=" , b , 8 ); memdump( "c=" , c , 8 ); memdump( "d=" , d , 8 ); } ご意見ご感想をどうぞ 名前 コメント today - total -
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Discover the Life/ A-One 【楽曲説明】 初出はM3-2016にて発売されたシングル『 Discover the Life 』より収録 ジャケットは TOHO EUROBEAT 秘 のものを使用 原曲は『蓮台野夜行』の【少女秘封倶楽部】 作詞はYassie、アレンジはELEMENTAS、ボーカルは越田Rute隆人とあき また、第8回東方ニコ童祭においてMMDを使用した楽曲PVがA-One公式から投稿されている→http //www.nicovideo.jp/watch/sm29109292 Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 04 0567 165 2 22 III68 東方アレンジ ビーフジョッキー A-One ADVANCED 11 1380 EXHAUST 16 1779 Lv変更[EXH] 14→16(2016/12/21) CHAIN数変更[ADV] 1274→1380(2021/02/17) +難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 2 逆詐称 0 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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Discovery(後編) ルリは双眼鏡越しに見えた一つの激闘の終結に言葉を失う。 十分起き、という指定ゆえにその激闘を最初から見ることはできなかったが、どうやら戦いは体育館で狂気を見せた浅倉威という男が制したらしい。 人がそれに立ち向かっていく様も、倒れていたもう一人の怪人が戦う様も、その目は収めていた。 「戦闘終結。死者は推定二名」 「……なるほど。少しばかり残念な結果に終わったようですね。浅倉の行方は?」 「山を降りていった模様」 「スミマセン。まだ幼いあなたにこんな光景を見せてしまって……」 「いえ、大したことありません」 「そうですか。それはそれで問題ですが、ともかく触らぬ神に祟りなし。ここに待機をしましょう」 クーガーはあくまで自分の味方だ。 死者二名を弔いたい気持ちはあれど、ルリをそこに連れて行くわけにも、ルリを置いていくわけにもいかない。 それゆえ、この場所で黙っているのが、厳しいが最良なのだとわかっている。 むしろ、山に登ってこようとした悪鬼を追い払ってくれた彼らに感謝……それが社会というものだ。 「……ルミさん。これからは私が見張りをします」 「ルリです。それに、私は別にこのままで構いません」 「いえ。私がやりたいんですよ。見張りは得意なもので」 「…………わかりました。それじゃあ」 ルリはすぐに席を譲り渡す。 クーガーがルリをこの席から外したのは紳士の良心だ。決して、彼女にこれ以上死体を見慣れさせないための。 何のツミもない幼い少女に、これ以上殺人鬼や死体を何度も見せられるものか。 クーガーはその席に張り付くと、時計を確認してから再び読書についた。 ★ ★ ★ ★ ★ 気絶、全身打撲、疲労、大字。 あらゆる異常を抱えた人たちだけが、ここにいる。ベッドの上に寝そべる女二人と、床に丁寧に敷かれた掛け布団の上に寝る藤宮。それぞれがどこかしらの痛みに耐えていた。 誰もが健常者ではない。ただ、それだけが共通であり、思想は細かい部分で統一されていないのかもしれない。 バラバラともいえるが、それは人として当然のこと。気持ちを一つにするなんて、そう簡単にできることじゃないだろう。 「……すまん、藤宮はん……邪魔してしまって……」 「いや、いいんだ……」 藤宮は、紅蘭を許すだけの落ち着きを取り戻していた。あれから色々と考えていたのだ。 自分自身も、一度浅倉を殺害するチャンスに見舞われながらも、それを逃している。その結果として、犠牲が生じてしまったから、藤宮も殺人者の殺害はやむなしと考えていた。だから、紅蘭を責める気持ちもあった。 だが、その思想を紅蘭が命をかけて止めようとしたのは確かだ。それゆえに、紅蘭を言葉で責めるのは至極失礼なこと。 薄っぺらい言葉だけかけて、押し黙るしかなかった。 「…………だけど、何であんなことしたのかだけ、教えて欲しい」 ただでさえ静かだったその場所が、時が止まったように静寂の時間となる。 問う側は唾を飲む事さえ忘れ、問われる側は固唾を呑んだ。 紅蘭は、打ち明けるべきか打ち明けないべきかの思いを、思い切り口にする。 「感情に任せて、人を殺したりなんかしたらあかん。たとえ、どんなに悪いヤツでも……」 「……」 「ウチだって、あいつは死んでもいいヤツや、死んで当然のヤツやと思う。……けどな、あんなヤツのために藤宮はんが無茶することはない! あんなヤツのために、藤宮はんみたいな普通の人の人生ムチャクチャにされるのを、見たくなかったんや……」 「俺の人生が……?」 「人を殺したら、相手が誰でも後悔する日が来る。きっと、自分がイヤになる。罪悪感に押しつぶされる」 紅蘭から返ってきた答えが意外なものだったため、藤宮は驚いた。 てっきり、どんな悪だって殺しちゃいけないとか、そんな偽善のような考え方が出てくるのかと思った。だが、彼女は自分なりに藤宮の身を案じていたのだ。 藤宮が思っていた悪い期待を裏切ったというのかもしれない。 冤罪がない限りは死刑制度にもおおよそ賛成的だった藤宮も、確かに相手が犯罪者とはいえ、殺す側に回ってみると感慨深い。その賛成という考え方も警察たちにしてみれば大きな圧迫だったのだろうか。 だが、それで浅倉を殺害する形で決着をつけたいという思想は変化しない。──自分の手が汚れようと、まずは自分や周りを守りたいし、その理屈ならば、他人に殺させるよりも自分が殺すのが一番いい気がするのだ。 警察の人とか、紅蘭とか、君島とか、そんな色んな人たちに任せて殺させるよりもずっといい。 そんな藤宮の思考を遮るように、紅蘭が続ける。 「……それに、ウチが少し前に、憎しみから無茶をしようとしたことがあってな、そん時に止めてくれはった人がおるねん。ここにもおる人や」 「……」 「藤宮はんも君島はんも、見たやろ? ウチは昔から特殊な力があってな……霊力言うんやけど、その力で人々を守るのが、ウチの使命や。そして、その人の使命でもある。この際やから、二人にはきっちり話しとく」 「いいよ、あまり話して良いことじゃないだろう」 「いや、聞いとけ炎。少なくとも、俺は聞かせてもらいたい」 押し黙っていた君島が、再び口を開ける。 まだ会話が未熟で遠慮がちな藤宮と違い、君島は相手の気持ちを汲み取って口に出すことができたのだ。 紅蘭が何故、自ら話し出したのかもだいたいわかる。誰かのためにその力を使いたいなら、その力で守る相手にも、その力について話したかったのだろう。 「せや。君島はんの言うとおりや。ウチの話も最後まで聞いてほしいわ」 「ごめん、わかった。……ホントは俺も聞きたい、霊力について」 「……霊力を持つ人間が属する、『帝国華撃団』っていう秘密部隊が東京の銀座にある。その隊員のひとりがウチや。ウチの知り合いって言った人たちも実はみんなその華撃団の隊員で、霊力がある」 「銀座にそんなものがあったのかよ……」 遊園地の地下に秘密の施設があるとか、そんな都市伝説を聞いたことがある。 こういう話が実在していたとなると、案外都市伝説も捨てたものじゃないのかもしれない。 霊力を間近で見た藤宮は、霊力を信じたのにそれを信じないといほど頭が固いわけじゃない。元々、オカルトチックなものも否定的なわけじゃないし、だいたい、恐怖しか与えないオカルトに比べればまだ面白味がある。 地下に秘密吉を置いた、霊力なる力を持った軍人──。少し胸の高鳴りを覚える世界だ。 そんなロマンの余韻に浸ると、君島が口を開いた。 「紅蘭、ひとつ質問いいか?」 「なんや?」 「その霊力って、アルターとは違うものなのか?」 「……アルター? 何やそれ」 紅蘭も藤宮も、首をかしげた。 紅蘭の世界にも、藤宮の世界にも当然そんなものはなく、アルターなんて言葉を聞いたことがない。英語で習ったかもしれないが、それほど印象的な単語ではないし、明らかに英単語を言っている感じじゃなかった。 しかし、君島はさも「相手も知っていて当然」のようにアルターという単語を使う。 そして、同時に首をかしげる二人の様子を疑問視しているようでもあった。ただ、紅蘭はともかく、まだ態度が示すのみで言葉でアルターを否定しない藤宮に向けて聞く。もしかしたら、知っているのあもしれないと。 「……アルターとは別物っていうわけか。だけど、アルター能力について知らないってのは、いくら本土の人間でも珍しい話だぜ、なあ、藤宮?」 「いや、俺も聞いたことがないぞ。アルター能力?」 君島はその時、疎外感を感じる。 紅蘭も、藤宮も、アルターについて知ってて当然だと思っていた。だから、紅蘭の霊力にも大きな驚きは見せないし、ライダーもただの恐怖の対象で好機の的ではなかった。 不思議だ。二人の様子を見るに、アルターを知らないというよりも、アルターがないという感じである。少なくとも本土の学生である彼らは、よくも悪くも情報は早いはず。それに、明らかにアルターが関わると思われる秘密部隊がアルターを知らないというのは不思議な話である。 だから、君島は試しに質問の意図を変えた。話は逸れるが、君島の思考とは繋がるかもしれない内容だ。 「ちょっと常識から進めてみようぜ。なんか知らないけど、俺の知ってる世界の常識と、二人の解釈が違うんだ。紅蘭の話を遮ってすまないけど」 「わかってる。ウチも、なんか変なことが多いように思ってたところや」 「まず藤宮。お前がここへやって来た日付は?」 試しに日付を聞いてみる。この時点で彼らは、大きいジェネレーションギャップを知ることはなかったので、この質問は偶然だ。もしかしたらうすうすは気づいていたのかもしれないが、世界の情勢を知ることができれば、何でも良かった。たとえば、総理大臣の名前とか、流行っているものとか、何でも構わない。 しかし、その藤宮の返答で、二人は驚愕することとなった。 「2011年9月7日だ」 「「!!?」」 二人の驚愕の理由が、藤宮にはわからない。ただ、わき腹が痛むはずの紅蘭が身を起こして、藤宮の顔が冗談めいているのかを確認したのが、印象的だった。 連れて来られた大きく時間が違うことに、二人は気づいている。君島が確認しようと思っていたことは、確かだったのかもしれない。 君島の来た年代と半世紀も違わないが、それは── 「その日付は、俺の来た時より少し前のはずだ」 「ウチの来た時代より、百年近く後やで! 君島はんの来た時代がそれより未来ゆうなら、もしかしたらウチは死んでるんやないか!?」 「……それどころか、若くて元気に見えるけど」 「藤宮はん、おだてても何も出えへんで!」 「……なんか、百年前の出身だと思った途端、言葉遣いが年寄りに聞こえる気がするんだけど、……まあいいか」 「前言撤回や。おだてる気ゼロやないか」 ともかく、それぞれが来た時間の大きな差に互いが驚く。それならば世界情勢や常識の理解度に差分があるのは仕方がないだろう。 霊力、地下秘密部隊ときて、タイムスリップか──。 現実問題大変なことなのだが、そんな非現実が続いたせいか、一度会話が真面目な話から、好奇心に移り変わった。 いや、藤宮よりも先に食いつく人間が一人いたか。好奇心旺盛な少女が、藤宮と君島に聞く。 「なあ! なあ! 21世紀ってどんな感じや!? ウチ気になってしょうがないわ~」 「化粧濃い変なヤツが増えた」 「いや、そんなこと知りたいんやなくて、科学がどう進歩したのかが知りたいんや!」 「ええっと……車があって、カラーテレビがあって、クーラーがあって、パソコンがあって、テレビゲームがあって、だいたい電気で動いてる」 ともかく、現代の「未来らしい」ところを語る。 百年前となると、どの程度の進歩だか、咄嗟に判断することはできなかった。パソコンとテレビゲームはさすがにないが、電気で動くものや車は当時からある。 3Cは昭和からのものだし、藤宮の時代から考えると言い回しも古い。 「蒸気やなくて電気が主体になるのか……なるほどなぁ。でも、それだけの電気はどうやって供給されるんやろう」 「地熱とか、火力とか、水力とか、風力とか、色んな方法で発電されてる。……その結果、とんでもないことが起きたけど」 彼の来た2011年でも忘れることができない大ニュースがある。 それは、大地震による津波、津波による原子力発電所の事故、その事故による放射能散布。 あらゆる災難に見舞われた挙句に、居間は節電がテーマになっている。 藤宮の部屋は、エアコンがなくとも風を入れれば涼しいのだが、紅蘭たちのいた時代に比べれば、明らかにエアコンを使いすぎているように見えるだろう。 一応、こういう言い方をすると紅蘭も気になるだろうと、藤宮は震災のことを話し始めた。ちなみに、紅蘭のいた時代も黒之巣会による関東大震災モドキが起こされた少し後だ。守る側か、受ける側かの違いはあれど、大きな震災をリアルタイムで経験した時代の人間であることは確かだ。 「なるほど。地震、津波、放射能、火事……そんな悲惨なことが起きるんかいな」 「ああ。できるなら、紅蘭もそれを多くの人に伝えて欲しい。2011年3月11日、宮城県だ。俺だって、関東出身なのに地震が来たときはこのまま死ぬと思ってたくらいだ……」 「わかった。大神はんやみんなに相談して、できる限りの対策を後の時代に残したる。第一、宮城いうたらさくらはんの出身地や。さくらはんの子孫も危ないかもしれへん」 「それに、1995年にも神戸に巨大地震が起こる。後で百年後までに起こる主な事件を全部メモしておくよ」 「神戸やって……!?」 「……紅蘭の出身地だね。俺がちょうど生まれた頃で、地学のテストに出たから、発生時間やマグニチュードはよく覚えてる。1995年1月17日午前5時46分に発生したマグニチュード7.4の地震だ」 確かに21世紀という時代は便利になったかもしれない。 が、その文明を一瞬で滅ぼす力を、自然は持っている。誰もがその時、そう思ったことだろう。 さらにその後、人々は人々の手で他の人間を追い詰める真似もした。原発や買占めなどもそのひとつだろう。藤宮だって、そうした暴挙と無縁とはいえない。 紅蘭が血相を変えるのも無理はない。もし百年以内に関東に超巨大地震が起こると聞けば、藤宮だって黙ってはいられなくなる。たとえ、その時自分という人間が死んだとしても。 「それだけわかれば十分や。……ウチらが──帝国華撃団、絶対に時を越えてでも人々を守ってみせるで」 藤宮と君島は先ほどから気にかかっていたが、帝国華撃団とは具体的に何と戦うのだろうか。 百年前の秘密部隊となると、やはり敵国と戦うものだとばかり思っていた。……が、そうではないらしいのだ。 帝国華撃団の隊員の名前で、日本人と思しき名前は少ない。紅蘭だって、中国の出身だ。日本と中国の関係があそれほど良いとは思えない。 マリア・タチバナ──この名前も、姓名が逆転しており、当時マリアという名前の日本人がいるかというと首をかしげる。同盟国なのかもしれないのだが。 イリス・シャトーブリアンに至っては、完全に外人ではないか。 だが、秘密部隊について詮索する気はない。そもそも、彼女の言う帝国華撃団の目的とは、人を守るところにあるという。戦争をそういう名目で正当化することはあれど、彼女の口調はそういう感じを出さない。だいたい、彼女には霊力というものがある。それが本当に実際に第二次世界大戦中に使われたのか。──微妙なところだ。 君島の疑問はさらに深い。 2011年という時代は、彼の歴史から照らし合わせると、既に地殻変動は起き、ロスト・グラウンドもアルター能力者も誕生しているはずだ。それらについて一切語らず、ましてやアルターを知らないという。 逆に、東日本大震災などというものは君島も知らない。 相互の時代を知らないがゆえに噛みあう二人と比べ、君島の中では全く話がかみ合っていなかったのだ。そこで君島はある結論にたどり着く。 ────それぞれが、別の歴史を辿っているという可能性だ。 「……なあ、炎に紅蘭。もしかしたら、俺たちは、ここへやって来た時間なんかよりももっと根本的な部分で違うんじゃねえか?」 「え?」 「俺のいた世界に東日本大震災なんか起きてねえし、炎のいた世界にアルターなんてない。つまりそういうこった。俺たちはタイムスリップ以前に、別々の世界の人間なんだよ」 「つまり、あのパラレルワールドとかいう理屈か?」 「それだ。神戸、東京、宮城……地名が出尽くしてる以上、別の惑星のエイリアンでした~……なんて話はあるワケねえし、タイムスリップにしても出来事が違うのはおかしすぎる」 「それはあるかもしれへん。だいたい、こんな一同にあらゆる歴史から人を連れてくる技術があったら、歴史そのものが修正されてまう」 「確かにそうだ。そうすれば簡単に説明もつく」 ライダー、霊力、時間移動──この場所はクレイジーだ。決して、今までの常識が通用する場所じゃない。だから、藤宮は信じられないことも信じていく覚悟を持つと決めた。 そもそも、時間移動の話を聞いたときから、この世界の法則は成り立つのか、元の時間に帰れるのか──疑問が多かったのだ。 と、納得はしたが、広がってしまった世界への不安もある。 ライダーの力を持ったとはいえ、それを越える力があるかもしれない。だいたい、ライダーの力自体、同じライダーにさえ及ばないレベルなのだ。そういった、「非常識」という見えない不安感が藤宮の精神を押し付けていく。 死にたくないが、生きていく自信がまるでない。だから、今は霊力を持つ「帝国華撃団」との合流がしたいと思った。その帝国華撃団でだめなら、もっと強い味方を捜して……。 ──その時、自分が他人を捨て駒にするような考え方をしていたことに気がついた。 力を持つ人間に依存し、その人間が敵以上の力を持たなければ、もっと強い仲間を捜すというやり方だ。それも、紅蘭の信用できる仲間さえ見捨てるということじゃないか。 強い者にだけ付くという、明らかに性根腐った生存への執着。 浅倉との戦いのときから、相手を殺すことで生存確率を上げようとする思考もあった。 そんな自分の考え方を思うと、藤宮は急に自分が恐ろしくなった。 (……やっぱり、さっきから、俺は倫理観が麻痺してかけている……殺し合いの状況のせいか? いや……もしかすると……) 藤宮は、殺し合いという異常な状況で生き抜くことを最優先に考えていたため、周囲を犠牲にでも生きて行きたいという人間の本能を少し働かせていただけだったが、これまた彼は深読みした。 もしや、浅倉という男のようになるのではないか……? ──という恐怖さえ覚える。 その根拠として挙げられるのが、同じ規格の変身道具を使っていたということだった。この変身道具が、単純に変身だけを補助する道具といえるのか? ドーピングに近い行動ではないのか? 「……紅蘭、あるいは君島。あのさ、今、全然関係ないことだけど気づいた話があるんだ」 「ん? なんだ?」 「俺の持ってるカードケース……あれって、本当は使っちゃいけないものなんじゃないか?」 「どういうことだよ?」 急にこんなことを言われた君島と紅蘭は混乱する。 普通はそれぞれの世界の常識についてなど把握して、相手の行動への警戒を高める努力をしたいところだろうが、なぜカードデッキの話を始めたのか、彼の心情を理解できるはずもない。 まあ、カードデッキへの不満に関して、彼が語ることはなかったから当然だろうが。 藤宮は続ける。 「俺は、簡単に誰でもあんな力が手に入るとは思えない。麻薬みたいな中毒性があったり、使ったら凶暴化したり、身体が勝手に人を襲ったり、力に溺れたり────そういうことは、ないのかな?」 「なんやて!?」 自分の中ではあくまで推測だったのだが、ここまで真剣に食いつかれると恐ろしくなった。 藤宮はいまだかつて、浅倉ほど「ホンモノ」の殺人鬼がいるとは思っていなかった。その人格を形成したのは何か。──藤宮の知らない、彼の世界に起きた「異常」だったのではないか? 浅倉はライダーに詳しすぎるし、王蛇でないにしても「ライダーのある世界」の出身に感じる。開始時からああして狂気じみていたのは、この力の代償によるものという可能性はないだろうか? 「……ここに来て、倒れてる浅倉さんを一度殺そうとした。でも、そのときはできなかった。……なのに、ライダーに変身したら本当に殺そうとしていた。ライダーの力は、本当は人を狂わせるんじゃないか? 俺もこのまま浅倉さんのようになっていくのかも……」 「バカ言うたらあかん! 藤宮はんがあんなヤツと同じになるなんて……」 「浅倉さんだって、昔はそう言われてたかもしれない」 「……」 「根拠はない。ただ、浅倉さんがライダーで、そのうえこの上なくイカレてたから、気になってるんだ。普通に暮らしてる人間はあんなにイカレない。あんなに軽い気持ちで人間を殺傷できる人間には、そうなれないだろう。だけど、ライダーはそういう非道さを与える力なのかもしれないだろう」 浅倉という人間への恐怖が、やがて自分が浅倉になっていくような形に代わっていく。 浅倉に殺されること──それよりも、遥かに恐ろしいことがある。それは、浅倉に成り代わることだ。 意思や心を支配されてああなるなら、怖くても、死にたくなくても、殺されたほうがマシじゃないか。 欲望に忠実な人間ほど、藤宮は嫌いだった。 「藤宮はん、安心しなはれ。根拠がないなら、科学の力でウチが見つけたる。……藤宮はんが、あんな人間にならないっていう根拠の方や!」 紅蘭が言う。そういえば、藤宮はこの女の前では猫を被っていたんだっけ(というより、女の前であまりふざけられない)。 およそ真面目で純な姿を見せていたことから、まるで怨みもなし。藤宮が浅倉のようになっていくのが微塵も想像できなかったのかもしれない。 いや、たとえ藤宮がどう彼女に接触しても、彼女はこう言ったのだろうか。 藤宮は、科学に精通しているという紅蘭に、デッキを渡そうと身体を起こした。咄嗟にでもつかめるよう、枕元においてあるのだ。本当にコレが科学の結晶か、という疑問はさておき、ともかく、一目だけでもしっかり見てもらおうと。 その時、君島が二人を軽く睨んだ。 「本当に狂うか……俺が実証してやる。デッキ貸せ、炎」 「え? 変身する気かよ!?」 「やってみなきゃわかんねえだろ、コレ使ってどうなるかなんざ。だから俺が教えてやる。イチかバチかに賭けねえと、先には進めねえ道もあんのさ」 半ば強引に、君島は藤宮の枕元に丁寧に置かれたデッキを奪った。 変身する──それが最もラクな実証方法だ。カズマなら、きっとこうするだろう。めんどくさいことはヌキだ。 力に溺れるか、溺れないかのフィフティーフィフティー。そんなのアルターと変わらない。カズマのやつは屈しなかった。 なら、自分は溺れない。そういう確証がなんとなく備わっていたのだろう。 カズマのようになりたい。──そんな熱い欲が、君島にはあったのだ。 何より、今は彼らのもつ不安を取り除くために。 「変身!」 君島の身体は、窓に反射して仮面ライダーインペラーのものに変わっている。 ただ、眼前にはその姿が虚しくかがみに映るのみ。決して、そこに敵などいない。 君島の変身の目的は戦うことじゃないから、当たり前である。 「……ほらよ、何ともないだろ?」 「バカか! 俺だって一回目はなんともなかったよ!」 「だから、一回目が大丈夫なら二回も三回もそう変わりゃしねえって。変身は交代でやれば、万が一藤宮の言うとおり副作用があってもすぐには出ないだろ?」 インペラーは変身を解き、君島として藤宮に話し出す。 この力をどうしても使いたかったのは、かなみや藤宮、紅蘭を守りたいからだ。 だが、その思いも力も共有すべきと考え、君島は巧みに自分の考えに誘導していった。 変身を交代で行うこと──その方が、自分に不信感を持つこともないし、何より藤宮一人に負担をかけることとならない。 大きな戦闘能力を持たず、戦闘経験のない彼にとって、これはアドバンテージではなく負担だとわかっていたのだ。しかし、それを負担と感じたままじゃ生き残ることはできないだろうと思う。 戦うことも、戦わないことも大切と考えるなら、この措置は当然なのではないだろうか? 君島の考えを完全に把握した藤宮は、それに応ずる。 「わかった。どっちにしろ、それがないと生き残ることも難しい」 「ウチも解析してかったんやけどな……。どうなってるか知りたいねん」 「浅倉の方のカードケースが手に入ったら、そっちを解析しよう。俺はあんなの使いたくない」 「同感」 気づけば時刻は既に五時を回っている。 朝飯には早いが、五時間ずっと起きていたのだから腹も減ってきただろう。 精神面ははっきりとは落ち着かず、腹はへっても食欲のようなものはない。だが、食わなければならなそうだ。 藤宮のもの、君島のもの、紅蘭のもの、かなみのもの、弧門のもの、九十九のもの。デイパックならいくらでもある。食べ物も、水もだ。 死者から得たものだと思うと、少し躊躇うが、痛む体を起こして彼らはパンを食べ始めた。 ★ ★ ★ ★ ★ 「ウガァァァァァアッ!!」 木々に頭をたたきつけながら、浅倉が叫ぶ。 既に一度出血した頭から、なお血が出ているが、まるで意に解さない。というのも、彼は痛みがあるのも幸せなのだ。彼が嫌いなのは、あくまで痛めつけることも痛められることもないという状態だ。 そういうときは頭がムシャクシャし、ただ苛立ちに任せて物に当たるのだ。 殺すか殺されるかのスリルがあるこの戦場は、そんなイライラも拭い去ると思っていたが、甘かったらしい。 ただのガキに二度も逃げられた。 煙幕、増援、変身──あらゆる手段を使い、藤宮も君島も逃げた。 二人の男性を殺したことなど、とうに記憶にない。あの子供のことも、女のことも。 ただ、偶然の重なりで二度も逃げてきたあの二人がイライラするのだ。 「……クソッ!」 藤宮に至っては、二度も浅倉を殺そうとしている(そのうち一度は浅倉自身覚えていないが)。 殺し、殺し損ねの関係──北岡を彷彿とさせた。まあ、人間の時からのイライラ虫であるあの男に比べれば大したこともないのだろうが、確実に近くにいることがイライラさせるのだ。 そのうえ、あれから一時間も、他の参加者は目に入らない。 「ウガァァアァァァアッッ!!」 浅倉もさすがに頭が痛んだのか、今度はバールを持って、木を何度も殴った。 根っこから強く生えている木はビクともせず、浅倉は手がジンとするのを感じたが、もちろん意に解さない。 何度も轟音を響かせて、ようやく彼は納まった。 バールのほうが、折れてしまったのだ。手にはいまだ、変な余韻が残っている。 彼は苛立った様子で、山を下りていく。 山の方がスリルがあるし、サバイバルに近い生き方の彼には性に合っていると思ったが、人は施設に集まる傾向があるらしいというのは、温泉に人がいたことや、温泉に向かっていた三人のことを考えると確かだと思える。 だから、警察もいないことだし街に向かおうと、彼は歩いていた。 そこに北岡がいれば最高だろう。 藤宮や君島もそちらに向かっていれば至高だろう。 バールはもう折れて捨ててしまったが、浅倉にはデッキがある。それを使えば充分戦える。 そういえば、殺した二人のデイパックを奪うのもできなかったか。 イライラする要素と、それを解消する期待を乗せながら、街へ歩いていく彼はニヤニヤと笑っていた。 【1日目 早朝/A-8 温泉 二階寝室『023号室』】 【君島邦彦@スクライド】 【状態】右足に蹴りによるダメージ、精神的な疲労、浴衣、インペラーに二時間変身不可 【装備】カードデッキ(インペラー)@仮面ライダー龍騎 【道具】基本支給品一式、蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン、ラウズアブゾーバー@仮面ライダー剣 【思考・状況】 基本行動方針:打倒主催者。 1:紅蘭、藤宮と一緒に行動する。 2:インペラーのデッキの使用は交代制。一時的に使用したが、次は自分。 3:かなみの保護、カズマとの合流。 ※サクラ大戦の参加者の情報を得ました。 ※パラレルワールドから参加者が集められていることを理解しました。 ※帝国華撃団と霊力に関してもおよそ理解しました。 ※ライダーデッキには浅倉のように徐々に狂化するリスクがあると思っています。 【藤宮炎@ヒーローズオペレーションF】 【状態】全身打撲、インペラーに一時間変身不可、強いストレス(解消気味)、浅倉への強いトラウマ、罪悪感、浴衣 【装備】マラカス@現実(サクラ大戦3?) 【道具】基本支給品一式×2(自分、九十九)、ビートイングラム@重甲ビーファイター、サンダーキー&サンダーファイナルキー@魔弾戦記リュウケンドー、コーヒー牛乳の空き瓶×2、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:死にたくない。 1:紅蘭、君島と行動する。 2:紅蘭が首輪を外す可能性に期待。 3:人を助けるにはマーダーの殺害も仕方ない。 4:浅倉への強い恐怖と怨み。 5:インペラーのデッキは君島と交代で使用する。 ※浅倉をバールで殴ったことを思い出しました。 ※首輪に盗聴器やビデオカメラ、発信機がついている可能性を想像しているので多少の警戒は示すかもしれません。 ※サクラ大戦の参加者とスクライドの参加者(カズマと由詑かなみ)について知りました。 ※パラレルワールドから参加者が集められていることを理解しました。 ※帝国華撃団と霊力に関してもおよそ理解しました。 ※ライダーデッキには浅倉のように徐々に狂化するリスクがあると思っています。 【李紅蘭@サクラ大戦】 【状態】わき腹に大きな痣、浴衣、霊力を二時間使用できない 【装備】紅蘭特製の煙玉(一消費)@サクラ大戦 【道具】基本支給品一式、ロープ 【思考・状況】 基本行動方針:打倒主催者。 1:藤宮と君島が心配 2:首輪の解除。 3:君島、藤宮と一緒に行動する。 4:自律機械(メタルダー勢など)と会いたい。 5:浅倉を警戒。 ※ スクライドの参加者(カズマ、由詑かなみ)について知りました。 【由詫かなみ@スクライド】 【状態】疲労(小)、気絶中 【装備】不明 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 ※気絶中 【023号室内に置いてある不特定支給品・非所持物】 弧門の支給品一式、コルトガバメント(弾数ゼロ)、弧門のランダム支給品0~2、レナの鉈@ひぐらしのなく頃に、君島・藤宮・紅蘭の開始時の衣服 【1日目 早朝/B-7 山】 【浅倉威@仮面ライダー龍騎】 【状態】仮面ライダー王蛇に一時間変身不可、頭部の強い打撲で再度流血、全身打撲、腕が一時的に麻痺、イライラ 【装備】王蛇のデッキ@仮面ライダー龍騎 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~1 【思考・状況】 基本行動方針:皆殺し。 1:北岡、君島、バルスキー、藤宮は優先的に殺害(名前は知らない)。 2:街に向かい、参加者がいそうな施設を捜す。 3:城戸や秋山はどうでもいい。あくまで最優先は北岡。 【1日目 早朝/A-9 山頂・コテージ】 【ストレイト・クーガー@スクライド】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~2、本(小屋にあったもの・タイトル不明) 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いには乗らない。 1:カズヤと劉鳳を捜す。 2:ルミさんと一緒にここでしばらく過ごす。 3:展望台を使って参加者を監視。 4:なぜアルターが解除されたのか……? 5:マーダーには容赦なし。 【ホシノ・ルリ@機動戦艦ナデシコ】 【状態】健康 【装備】鞭@現実 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いには乗らない。 1:クーガーと一緒にここでしばらく過ごす。 2:自分の仲間や、カズヤさんと劉鳳さんを捜す。 3:浅倉が山を下りたことへの安心。接触する気なし。 078 Discovery(前編) 投下順 079 放送までのTimelimit 078 Discovery(前編) 時系列順 079 放送までのTimelimit 078 Discovery(前編) 君島邦彦 078 Discovery(前編) 藤宮炎 078 Discovery(前編) 李紅蘭 078 Discovery(前編) 由詑かなみ 078 Discovery(前編) 浅倉威 078 Discovery(前編) ホシノ・ルリ 078 Discovery(前編) ストレイト・クーガー